【原発裁判闘争が獲得してきた諸原則の上に勝利を!~提訴13周年年次活動報告会/冠木弁護団長講演会 開催しました】

6月17日、提訴13周年年次活動報告会を開催しました。

第一部は、控訴審を中心にこの1年の活動報告、会計報告、役員紹介を行いました。

第二部は、冠木克彦弁護団長から「プルサーマルから13年。勝利へ向けて」と題して講演いただきました。

冠木さんは、原発訴訟を支えてきた久米三四郎氏ら科学者の闘いに触れながら、伊方原発最高裁判決で示された「万が一に起こらないようするため」「看過し難い過誤、欠落」「立証責任論」など、その後の原発裁判で活かすことのできる諸原則を闘い取ったことを詳しく説明されました。

 

また、高浜原発裁判で配管や燃料ペレットの1ミリ以下~数ミリという微細なものを「悪魔は細部に宿る」として、争点として闘ってきたことを振り返られました。そして、玄海のMOX裁判、現在進行中の行政訴訟・全基差止裁判の控訴審の大きな争点である地震動のポイントをお話されました。

私たちの裁判は13年ですが、それ以前からの長い闘いの延長線上にあるものだと歴史的に捉えることができ、ますます「勝たねばならない」との意を強くしました。

 

次に、事務局から避難受入自治体へのアンケートなど避難計画問題の取組の報告を行いました。このアンケート結果は「避難計画に実効性がない」ことの証拠として、裁判所に提出しています(アンケート結果はコチラ)

控訴審に勝利し、玄海原発を止めるために、みんなで力をあわせていこうと誓いあう場となりました。

玄海プルサーマル初提訴から14年目となりました。裁判はまだ続きます。

 

控訴審勝利に向けて、みなさん、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。


◆石丸初美代表 開会挨拶

会場のみなさま、ZOOM参加のみなさま、こんにちは、

第13回・年次活動報告会にご参加くださり、有り難うございます。

午前の部は、昨年の活動報告と、会計報告、そして今年度の役員の承認を頂きました事をご報告いたします。

 

私たちの運動は、今日ご参加のみなさん始め、全国のご支援があって今日まで続けてくることができました事を、心より感謝いたします。

法廷内での裁判闘争の要を担って頂いている5人の弁護団と、裁判の特別補佐人として小山さんの大きな支えなくしては今日まで続けてくることはできませんでした。

この場を借りて改めて、みなさまに心より感謝申しあげます。

今年も宜しくお願いいたします。

 

午後の部は、私たちの弁護団長の冠木克彦弁護士にお話し頂きます。

冠木さん、今日も大阪からお越し頂き、有り難うございます。

 

当裁判は、2010年、当初MOX燃料使用差止の裁判でスタートしたので、会の名前は「玄海原発プルサーマル裁判の会」でした。

しかし、翌年3月に福島原発事故が起きて、運転差止裁判を追加して4つの裁判で闘ってきました。会の名前は運動と同じくしようと、今の長い名前となった経緯があります。

原発は、作った人、使った人たちの手で後始末もできない上に、何万年先まで自然破壊を残すだけの電気です。

どれほど傲慢な事でしょうか。取り返しのつかないことになっています。しかし、命のことだから諦める訳にはいきません、

 

私たちは、運動を通して子どもたちの未来に犠牲だけを押しつける原発だということ解かりました。

知った人から伝えていく運動を裁判を軸にみなさんと一緒にしていこうと思います。

 

午後の部、最後まで宜しくお願いいたします。


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プログラム/ごあいさつ/活動年表
20230617提訴13周年プログラム●.pdf
PDFファイル 1.5 MB

◆活動の軌跡2022-2023(2023/6/17提訴13周年活動報告会まで)