【"100万円受領問題"玄海町長から回答書が届きました】

"100万円受領問題"玄海町長から回答書が届きました

脇山伸太郎玄海町長が業者から現金100万円を受け取った問題で、私達が1月27日に町長と町議会議長宛に提出した緊急要請質問書に対する回答書(3月3日付)が届きました。

回答を公開するとともに、以下、私達の見解を表明します。

 

(1)回答は「事実関係や経過はすべて記者会見等において公表している」というが、私達の疑問に対して納得いく回答はまったくない。

 

(2)関電マネー問題発覚後、町としてマネー問題について今に至るまで「特段の調査は行っていない」という。町役場・町議会は事の重大さを認識していないと言わざるを得ない。

 

(3)町議会全員協議会と臨時議会は、後になって4日間限定で町のケーブルテレビで放映したというが、もう見られない。期間が過ぎれば当然住民は見ることができず、開かれた議会とは言えない。議会は住民の代表であるべき機関で公開は義務。最低限の義務を果たさない議会に信頼が持てない。

 

(4)そもそも私達は、回答に際して面談の場を求めていたが、文書回答だけとなった。これでは、疑問に対して何ら答えたことにはならない。町長が起こした問題は、住民の前に出てきて自ら答えるべきである。

 

(5)疑問に答えず、真相が何も明らかにならないまま、「給料3か月カット」だけで幕引きすることは許されない。
 原発稼働の同意権を持っている玄海町長は、町民はもとより、全国の人々の命と暮らしを預かっている立場と責任の重さを認識すべきである。

 

以上

 

2020年3月6日

玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会

 

<参考>1/27緊急要請行動の報告
https://saga-genkai.jimdo.com/2020/01/28/a/


ダウンロード
20200303玄海町長100万円回答.pdf
PDFファイル 616.5 KB


◆報道