【玄海再稼働:佐賀県専門部会は推進派ばかり!】

12月20日、佐賀県の玄海原発再稼働に関する第三者委員会「広く意見を聴く委員会」委員30人と「原子力安全専門部会」部会員7人の名前が公表されました。


※佐賀新聞報道
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/388565


「委員会」には各界のトップが並んでいますが、脱原発派は佐賀県平和運動センターと県労連のみでした。
専門部会については、市民からの8名の専門家を推薦しましたが、一顧だにされませんでした。
※市民による推薦者リスト https://saga-genkai.jimdo.com/2016/11/10/a/

 

専門部会には工藤和彦・九州大学名誉教授、出光一哉九州大学教授など原発推進の専門家がほとんどを占めています。
工藤氏は「経済やエネルギー確保の面での大きなリスクを避けるには、安全上のリスクを含むものでも使う必要がある。経済性とのかねあいもどこかで考えないといけません。」と述べるなど、安全よりも経済優先の姿勢を明らかにしています。このような人物が部会長に就任するのは著しく公正さを欠きます。
また、出光氏は2005年12月25日のプルサーマル討論会(のちに"仕込み"が発覚)に推進派として登壇した人物。現在も佐賀県環境放射能技術会議委員、福岡県防災会議専門委員、糸島市防災会議委員を務めるなど、原発推進の立場で各方面で“活躍”しています。

「広く県民の意見を聴いた上で判断」(山口祥義・佐賀県知事)する上で、このようなバランスを欠いた人選では、原発再稼働の是非を公正に問えるわけがありません。
緊急ですが、委員会・部会の発足前に抗議の意を示す申し入れを行うこととしました。

 

★玄海原発「専門部会」人選に関する抗議申し入れ
  2016年12月26日(月)9:15~佐賀県庁新行政棟9階91号室
            (9:00    1階ロビー集合)
             提出団体:脱原発佐賀ネットワーク9団体

※広く意見を聴く委員会 12月26日(月)15:00 佐賀県庁11階
※原子力安全専門部会  12月27日(火)13:30 グランデはがくれフラワーホール

委員会、専門部会はいずれも傍聴可能です。
ぜひみなさん、お集まりください!

そして、佐賀県知事へ、みなさんの想いを伝えてください。
★佐賀県知事への要請はコチラ→
 電話:0952-24-2111
 メールフォーム:http://www.pref.saga.lg.jp/kiji003913/index.html