6月9日、“ぎゅうぎゅう詰め”佐賀県の原発避難計画について、古川知事に質問・要請書を提出します

 私達は、玄海原発避難計画において避難元・避難先となる県内全10市10町に対して質問と要請を行ってきましたが、文書回答がほぼそろいつつあります。住民の命にかかわる大切なことだからと、全市町とも貴重な時間を割いて面談もさせていただきました。

 

 そうした中で、避難先は過密状態、避難元と受入先とで協議もされていない、スクリーニングの場所は決まっていない、要援護者の避難もまだ計画途上...等々、数多くの問題点が見えてきました。市町の担当者からは「避難計画は現状では、機能するかまったくわからない」「避難受入れは現状では困難」などの意見も多数出されました。

 

 これらをふまえて、佐賀県知事あてに避難計画に関する質問・要請を行います。

 

 佐賀県に対して、「質問・要請書を提出したい。趣旨も説明したいし、文書をただ手渡すだけでなく、座って、話をしたい」と電話で伝えましたが、消防防災課より「原則として、話には応じない。質問状を受け取るだけだ。新館1階ロビーの元気広場前で、立ったまま、質問状を受け取る」と言われました。

 佐賀県原子力安全対策課はいつもそうした対応であることは、皆さんもご存知のとおりです。

 

 県民の声を一切聞こうとせず、こうした対応しかしない佐賀県の姿勢が恥ずかしく情けない限りです。県内市町の対応と比べても、その異常さは一目瞭然です。

 県民の命のかかった避難計画の問題について、どうしたら、佐賀県と佐賀県民とが話しあえるのでしょうか!

 私達は、古川知事の県民無視の態度に臆することなく、しっかりと市町の状況を伝え、県の姿勢を正してきたいと思います。

 

 みなさんも、6月9日(月)10時に、佐賀県庁新館1階ロビーにお集まりください!