12月13日佐賀県議会が井野博満・東大名誉教授を参考人招致!ぜひ傍聴を!

12月13日(金)10時〜15時まで、佐賀県議会原子力特別委員会が、井野博満・東京大学名誉教授を参考人招致します。


井野先生は、玄海原発1号機の脆性劣化による危険性をずっと指摘してこられ、政府の「高経年化問題検討委員会」の委員も務められました。現在、学者、実務家、市民でつくる「原子力市民委員会」の委員として、「脱原子力政策大綱」づくりに携わっておられます。佐賀には毎年のように来ていただき、市民目線で丁寧にアドバイスをいただいています。


今回の招致は、玄海原発裁判の会が井野先生の了解をいただいた上で9月3日に県議会に対して「原発推進に批判的な立場の専門家の意見を聞くべき」として、井野先生を推薦し、世論をつくってきた結果です。市民、県民が県議会を動したのです!


なお、県議会が「招くこと」を決定した小出裕章・京都大学原子炉実験所助教はご都合がつかなったようで、残念です。


県議会原子力特別委員会は〈8月=九電副社長、9月=古川知事と担当部課長、11月=規制委〉を招致しましたが、市民の傍聴者はこのところ10人前後。2年前の“再稼働”“やらせ”事件頃は50人の傍聴席に入りきれず、別室で音声だけしか聞けないということもありました。

 

再稼働の権限は本来、市民みんなにあるはずですが、実際は県議会の同意を得た古川知事が握っているともいえます。


たくさんの市民が「命のかかった問題だから注視しているんだぞ」ということを県議と知事らに見せつけましょう。


11月の委員会では規制庁課長補佐が「絶対安全な状態は永久に来ない!」などと、とんでもない発言をしました。腹立つことの多い議会傍聴ですが、あなたもぜひ「現場」の目撃者になってください。原発推進派のアリバイづくりに終わらせてはなりません。
12月13日は、ぜひ佐賀県議会へおこしください!

※佐賀県議会原子力安全対策等特別委員会(参考人招致)
質問者:岡口重文(自由民主党)
    武藤明美(日本共産党)
    江口善紀(県民ネットワーク)
※3名の質疑終了後、フリー形式

以下のページから、生中継、録画中継もご覧になれます。
http://www.pref.saga.lg.jp/web/at-contents/gikai/_54945.html